ヤフーは7月18日、三井不動産の顧客向け住宅情報サイトを構築したと発表した。ヤフーの企業向けポータル構築サービス「Yahoo! ポータルソリューション」を導入したもので、「同サービスが民間企業の社外向けサイトに導入されるのは今回が初めて」(ヤフー)。
三井不動産の住宅情報サイトの名称は「31sumai.com(三井の住まい)」(http://www.31sumai.com/yahoo)。すでに一般顧客が会員登録まで可能な状態で公開している。
同サイトでは、三井不動産が販売するマンションや一戸建て住宅などの物件情報と、Yahoo Japanの「Yahoo!地域情報」「Yahoo!天気情報」「Yahoo!路線検索サービス」といった各種サービスを組み合わせて提供する。会員登録を済ませてログインすると、入力した内容から顧客の目的にあった物件を自動表示する。また、気に入った物件情報を「お気に入り物件」として保存したり、よく利用する情報を画面上で配置設定できる。
サイトの構築は、Yahoo!ポータル・ビルダーを使って行った。Yahoo!ポータル・ビルダーは、日本ティブコソフトウェアのTIBCO Portal Builder(ティブコ・ポータル・ ビルダー)の技術をベースとしたポータル構築ソフトウエア。プログラミングを必要とせず、利用者の役割や権限、利用目的ごとにカスタム化/パーソナル化できる。
ヤフーでは今後も、同サービスを通じて、企業や自治体など多くの人が利用するポータルサイトの個別最適化を積極的に支援していくとしている。
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