マイクロソフトとシスコ、安全なネットワーク構築に向け協力

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月19日 16時53分

 マイクロソフトとシスコシステムズは、セキュリティレベルの高いネットワークの構築/販売事業を推進するため、国内市場向け協業プログラム、Cisco & Microsoft Alliance for Managed Network Security(MNS)を開始すると、6月19日に発表した。

 同協業プログラムを通じ、両社は「安全なネットワークの必要性に関する啓蒙活動の実施、パートナー企業に対する技術情報およびトレーニングの提供、技術者による共同技術検証作業の実施を進める」としている。

 MNSでは、両社の製品を組み合わせたソリューションの共同プロモーションを展開するほか、企業が安全なセキュアなネットワークを迅速かつ確実に導入できるよう、以下の取り組みを行う。

  • 技術情報およびトレーニングの提供:包括的な技術情報およびトレーニングカリキュラムを共同開発し、パートナ企業に提供する。「両社の技術トレーニングを統合するので、一貫したスキルの習得が容易になる」(両社)
  • 共同技術検証作業の実施とその成果の公開:両社の技術者の共同作業により、両社の製品/技術間で相互運用性の確認をする。有線/無線LANをIEEE 802.1Xを検証項目に加え、Wi-Fi Protected Access(WPA)や、将来正式な規格になる見込みのIEEE 802.11i Standardについても検証を行う。検証結果などは、ユーザーおよびパートナーに公開する。
  • MNSソリューションの共同プロモーションの実施:MNSベースのソリューションを、セミナーや展示会を通じて国内市場にプロモーションする

マイクロソフトのプレスリリース
シスコシステムズ

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