バンダイとマイクロソフトは、アニメコンテンツのオンデマンド配信事業を世界展開するため提携した。両社が11月13日に明らかにしたもの。これにより、バンダイはマイクロソフトのデジタルメディア技術、コピー防止技術などのシステムを採用し、国外でもアニメコンテンツの配信サービスを開始する。
コンテンツ配信に向け、両社はWindows Media 9シリーズと著作権保護技術であるWindows Media Digital Rights Management(DRM)9シリーズをベースに、映像配信プラットフォームの企画/構築を行う。Windows Media 9シリーズの字幕機能により、「動画コンテンツの多言語化が低コストで展開できる」(両社)。またWindows DRM 9を採用することで、コンテンツの販売数やコンテンツの許諾の一元管理が可能になるという。
なお配信システムの構築/運営は、バンダイ傘下のバンダイチャンネルと、NTTデータが担当する。
海外展開の第1弾は、韓国の予定。現地のサービスプロバイダ4社を介し、2003年11月下旬より順次サービス提供を始める。その後2004年には、アジア、欧州、北米においても事業を立ち上げるとしている。
韓国で展開するオンデマンド配信サービスの概要は以下の通り。
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