セブン−イレブン・ジャパンと富士ゼロックスは、パソコンで作成した文書やデジカメで撮った画像などの電子ファイルを、事前にインターネット上の専用ウェブサイトに登録しておくことで、全国のセブン−イレブンに設置しているマルチコピー機を利用して、手軽にプリントアウトできる個人向けの「ネットプリントサービスbasic(ベーシック)」を、11月5日から開始すると発表した。
発表によれば、「basic」は、ユーザーがネットプリントウェブサイト(http://www.printing.ne.jp/)にユーザー登録することで利用できる。ユーザー登録後、専用ウェブサイトに電子ファイルを登録した時に付番されたプリント予約番号(8桁)をメモに取り、セブン−イレブン店頭のマルチコピー機のメニューから「ネットプリント」を選択し、画面に従いプリント予約番号を入力することで、登録したファイルの印刷が可能となるもの。
プリント用紙サイズはB5サイズからA3サイズまで可能で、高画質なプリントを取り出すことができるという。サービス料金は白黒が30円、カラーB4までが80円、カラーA3が120円(いずれも1枚、税込み)。全国1万店以上のセブン−イレブン店頭に設置された富士ゼロックスのマルチコピー機を利用することができる。
両社では、これまでサービス提供してきた「ネットプリントサービス」は、大容量のストレージ(保管)データに対応し、「法人/企業」を対象としていたが、サービス開始時より「個人」でも手軽に利用したいとの要望が多数のユーザーから寄せられていたこともあり、今回のサービスを実施するに至ったという。これまで法人向けに提供されていたサービスと異なり、初期登録料や年間管理料を、「basic」ユーザーには無料とすることで、ネットプリントサービスの基本的な機能を提供する、としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス