楽天は5月8日、2003年第1四半期(2003年1月〜3月)の決算を発表した。連結売上高は前年同期比83%増、前期比23.6%増の36億3094万円となった。純損益は前年同期の純損失3億2516万円から、純利益8051万円と黒字転換を果たした。
営業利益は前年同期比で57%増、前期比では15.6%減の6億9092万円。経常利益は前年同期比101.8%増、前期比8.7%減の7億4036万円だった。
同社は好調な売上成長の要因として、中核の楽天市場の流通増額が増大して手数料収入が増えたこと、また広告売上が順調に成長したことを挙げている。また、営業利益は、「将来の事業展開に備えた人員増強の結果、コストが増加したため直前四半期比では営業減益となった」と説明している。その他、インターネット検索サイト運営のライコスジャパンの営業損失の影響も受けた。
なお、今後の展望については、ポイントプログラムやモバイルサービスなどで、流通総額のさらなる増大に努めるという。
楽天のプレスリリース(PDF形式)
http://www.rakuten.co.jp/info/ir/finance/statement/pdf/2003_05_08_01.pdf
http://www.rakuten.co.jp/info/ir/meeting/pdf/2003_05_08_01.pdf
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