重症急性呼吸器症候群(SARS)に対する懸念から、アジアにおける事業計画を断念するハイテク企業が相次いでいる。Sun Microsystemsは4月7日に予定している大規模な製品発売に関して、上海で行事を取り止めにした。またチップメーカーのATIも同社幹部によるアジア各国訪問の予定を全てキャンセルした。世界保健機関(WHO)によるとSARSは肺炎に似た病気で、この病気による死亡者は31日現在で58人に上るという。これまで香港、中国、シンガポール、台湾で発症が報告されている。
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