ソフトバンクモバイル、小型基地局をユーザーに無料提供--電波状態を改善へ

 ソフトバンクモバイルは3月28日、「ソフトバンク電波改善宣言」を発表した。小型基地局を無料でユーザーに提供し、電波状態の改善を図る。

 ユーザーに提供するのは、フェムトセルと呼ばれる小型基地局。電波が入りづらい店舗や企業、一般ユーザーに向けて無料で提供する。ブロードバンド回線がない場合には、フェムト専用のADSLサービスも併せて無料で提供するという。

  • フェムトセルを紹介するソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏

 申込受付は5月10日に開始する。基地局を設置するためには総務省の認可などが必要になることから、実際に設置するまでには1カ月以上かかる見込みだ。

 また、店舗や企業に対しては、無線LANルータを無償で提供する。こちらも5月10日に受け付けを開始し、ブロードバンド回線がない場合にはWi-Fiルータ専用のADSLサービスも無償で提供する。

 これらの取り組みにより、ソフトバンクモバイルでは2010年度中をめどに基地局数を倍増させるとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]