NTTドコモはスマートフォン向けに対応アプリやコンテンツを紹介するポータルサイト「ドコモマーケット」を4月に開設する。当初はアプリの紹介が中心だが、年内には課金を代行し、毎月の通信料金と一緒に請求する。
ドコモマーケットはAndroid端末向けのサイトで、4月発売予定のXperiaとすでに販売されているdocomo PRO series HT-03Aが対象。NTTドコモがおすすめするアプリや、Android Marketで配信されている日本語対応アプリなどを紹介する。将来的にはWindows Mobile端末にも対応する計画だ。
「現在のAndroid Marketでは日本語のものと英語のものが混ざって表示されており、アプリが探しにくい状況だ。これでは利用しにくいため、人気アプリやおすすめのものを日本語で紹介する。オープンアプリの総合百貨店にしていきたい」(NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏)
ドコモマーケットに掲載するアプリは無料、有料を問わない。当初はAndroid Marketで人気のあるものなどをNTTドコモが選んで許可を得た上で紹介し、ユーザーがアプリをAndroid Marketで購入できるようにリンクを貼る。コンテンツプロバイダの中には、ドコモマーケットの開始に合わせてAndroidアプリを開発しているところもある。
なお、課金代行の具体的な方法や手数料の割合などは、「現在検討中」(NTTドコモ)と述べるにとどめている。
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