NECおよびNECアクセステクニカは7月21日、カーナビやモバイル機器などを開発するメーカー向けに、組み込み用OS「Moblin」上でモバイルWiMAXを利用できるようにするソフトウェアを提供すると発表した。
Moblinは、カーナビをはじめとした車載情報端末やモバイル機器などに搭載される、組み込み用のLinux OS。今回新たに提供するソフトウェアは、Moblinを搭載した機器上で、NEC製のモバイルWiMAX用通信端末を利用できるようにするドライバソフトウェア。このソフトウェアを活用することで、機器メーカーはモバイルWiMAXに対応したカーナビなどを容易に開発できるようになるという。
NECは、Moblinに対応したソフトウェアを提供することで、モバイルWiMAX用通信端末の販路拡大を図る考え。また、機器に内蔵して利用するモバイルWiMAX用通信モジュールの商品化も検討しているという。
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