関西ブロードバンドとソフトバンクBBは9月12日、協業に合意したと発表した。ソフトバンクBBの通信回線を用いたブロードバンドサービスを関西ブロードバンドが2007年10月から提供する。
関西ブロードバンドは2002年4月の創業以降、兵庫県内の全エリアに対して、ADSLによるブロードバンドサービスを提供。京都、和歌山などに対象エリアを拡大し、関西地方の地域情報化を進め、都市部と地方の情報格差の解消に努めてきた。
今回、ブロードバンド総合サービス「Yahoo! BB ADSL」で500万人以上のユーザーを有するソフトバンクBBと協業することにより、地方のブロードバンド事業において、大きな相乗効果が得られるとしている。
関西ブロードバンドは、自社のISPサービスとソフトバンクBBの通信回線を活用したサービスを自社のブランドで提供する。新規ユーザーの獲得およびサポートなどは、関西ブロードバンドが行う。また、通信回線の相互接続として、ソフトバンクBBが保有する通信ネットワークを活用し、全国各地域においてブロードバンドサービスを展開する。
ソフトバンクBBによる通信インフラ網の提供や、両社共同でのネットワーク構築など、地方のブロードバンド化事業に関する検討も行う予定。
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