ネプロジャパンと、連結子会社であるネプロアイティはこのほど、携帯電話ユーザーを対象に「着信拒否」に関する調査を実施し、結果を発表した。
着信拒否をしたことがあるかという質問では、86%が利用したことがあるとの回答が得られた。全体の9割弱のユーザーが利用していることから、着信拒否設定は非常に身近なものとなっている。拒否の設定については、「メールと通話両方(55%)」「通話のみ(21%)」「メールのみ(11%)」という結果となった。
着信拒否をどんな場合に利用するかについては、「非通知」の77%が最も多く、「ストーカーと思われる相手(31%)」「電話帳登録がない(26%)」「苦手な知り合い(25%)」「公衆電話(16%)」「別れた恋人(15%)」となった。なお、「両親」という意見も1%あった。また、拒否リストの登録数は、1〜10件が約6割を占めた。一方、「31件以上」という回答も4%あった。
着信拒否をして困ったことがあるかという質問では、「いいえ」が7割弱を占め、大半のユーザーで着信拒否がトラブルに発展していないことが分かった。
自由記述で着信拒否をして困った内容について聞いたところ、「公衆電話を着信拒否したら、緊急の連絡が取れなかった」「着信拒否をした相手から嫌がらせを受けた」などの意見が多く挙がった。また、同じく自由記述で着信拒否に欲しい機能についても聞いてみたところ、「着信拒否をしていることが相手にわからないような機能が欲しい」といった意見が多かった。
両社は、携帯電話のコアユーザーの生の意見を収集した結果を、毎月「モバイルレポート」としてまとめ提供している。今回は、着信拒否をテーマに、アンケート内容をまとめたもの。アンケートはiモード、Yahoo!ケータイ、EZweb公式サイト「ザ★懸賞」上で6月7〜8日にかけて実施されたもので、有効回答数は3916人、男性42%、女性58%となっている。
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