三菱電機とKDDIは4月23日、IP内線電話と携帯電話の連携システムについて協業すると発表した。無線LANに 対応した三洋電機製のau携帯電話端末「E02SA」と三菱電機のデュアルバンド対応無線LANシステムを組み合わせ、企業向けに提供する。
E02SAは、無線LAN環境のあるオフィス内ではIP内線電話端末として、外出時にはauの携帯電話端末として利用可能。「BREW」プラットフォームで開発した各種業務用アプリケーションを搭載できる。
今回の協業では、E02SAに三菱電機が開発した無線LAN基地局やその制御装置である「Cプレーンワイヤレスコントローラ」などを連携させる。両社の無線技術をもとに、電波干渉回避のための基地局設定作業の煩雑化や、端末数の増加に伴う音声品質の劣化といった問題の解決を図るという。
連携システムの販売、構築、保守は、三菱電機子会社である三菱電機システムサービスが担当し、5月から実施する予定。
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