T-Mobile USAは米国時間10月23日、同社携帯ネットワークとWi-Fiネットワークの両方を利用可能にするサービスを開始した。
同サービスは、「T-Mobile HotSpot @Home」と呼ばれ、シアトルに限定して利用が可能となっている。
開始が9月に当初予定されていた同サービスは米国初の試みであり、同等のサービスを検討しているSprint NextelやCingularなど事業者にとってはテストケースともなる。
同サービスを使うメリットのひとつに、通話料の節約がある。T-Mobileが運営するアクセスポイントだけでなく、認証が不要であれば、他社のWi-Fiスポットの圏内でもサービスが利用できる。
Wi-Fiアクセスポイントは端末側で自動的に検知され、Wi-Fiと携帯電話のネットワークはUMAと呼ばれる技術を使って切り替えられる。スムーズなハンドオーバーによりユーザーは切り替えを意識することはない、とT-Mobileの広報担当者であるPeter Dobrow氏は述べる。
VoIP同様に、T-Mobileユーザーは、Wi-Fiネットワークを使っている限り、米国内にいる相手とならば定額料金で毎月好きなだけ通話ができる。
Wi-Fiが利用できる特製端末の購入とサービスへの登録は、シアトル市内の小売店で可能となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス