ニューズフロント
2006/09/20 16:33
ウィルコムは9月20日、実施中の「次世代PHSシステム」向け無線局実験において伝送速度20Mbpsを確認できたと発表した。
次世代PHSシステムの開発および導入に向けた活動の一環として、ウィルコムは総務省から無線局免許を取得し、2006年8月上旬から1年間程度実験している。虎ノ門地域(東京都港区)のビルと郊外に、それぞれ1カ所アンテナと基地局実験設備を設置し、次世代PHSシステムの開発、導入に向けた評価活動を行う。
具体的には、2.5GHz帯の周波数を用い、OFDM技術に現行システムのアダプティブアレイアンテナ技術を採用した場合と、複数のアンテナを使うMIMO技術を採用した場合について、性能評価を中心に実験する。ウィルコムでは、実験の第1段階として、上り下りで双方向の伝送速度20Mbpsを目指していた。
今後は、実験装置の改良を重ね、次世代PHSシステムの開発、導入に向けた実験/評価活動を継続して実施する。
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現在のウィルコムのPHSデータ通信サービスでは、基地局とユーザ端末の間は128kbpsなど高速化が実現されているが、しかし、バックボーンが慢性的にパンク状態にあるため、実効速度はたかだか10kbps程度しか得られないのが実情である(PHSの1回線分の速度さえ出せない)。 こうした現状からすると、この記事の件にしても、商用化された暁に、本当に20Mbpsが出るのか、とても疑わしい。端末側では20Mbpsでも、バックボーンを介した実行速度は10kbps程度に終わると危惧している。