スペインの首都マドリードに拠点を置くインターネット・ワイヤレス・コミュニティ・プロバイダのFONは、同社の会員が自分のアクセスポイントを他者に開放することによって利益を得られるようにする新サービスを開始した。米国時間6月26日付けの発表によると、同社は「Foneros」と呼ばれる会員向けに、FONのWi-Fiネットワークを利用できる1日利用券を3ドルで、また1日利用券の5枚組を10ドルで販売すると発表した。
会員に利用される家庭用Wi-Fiアクセスポイントのオーナーは、付加価値税や手数料を除いた売上高の半分を受け取る。支払いはPayPalを通じて行われる。またFonerosは、自分のWi-Fiアクセスポイントへの接続を提供する代わりに全てのFONアクセスポイントを無料で利用することもできる。さらに、FONは同社のWi-Fi「ソーシャルルータ」を5ドルで販売する。また同社は、FONダウンローダーデバイスも販売する。ユーザーはこのデバイスを利用することにより、iPodやMP3プレーヤー、さらに外部ハードドライブをFONネットワークに接続することができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」