携帯電話機メーカー4社が携帯通信事業者2社と手を組み、携帯端末向けのLinuxプラットフォームを構築する。
取り組みに参加するのはMotorola、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、サムスン電子のメーカー4社と、NTTドコモ、Vodafoneの通信事業者2社。Linuxベースの共通プラットフォームを構築するための独立した組織をつくることを検討中だ。参画企業は、ここで作られたプラットフォームを利用した製品やアプリケーション、機能を開発する。
オープンソースOSのLinuxはすでに多くの携帯電話機で利用されている。Motorolaだけでも、Linux搭載端末を500万台以上出荷しているという。同社がアジアで提供する音楽対応端末「ROKR E2」もLinuxを搭載する。同端末はまもなく欧州でも出荷される予定。
ほかのメーカーが出荷するLinux端末の台数も同程度だと、Motorolaのエコシステム&マーケット開発部門を担当するバイスプレジデントで、新組織の広報を務めるChristy Wyatt氏は述べている。
6社は協力体制を敷いて共通のプラットフォームを構築することにより、これまでに比べ迅速に低コストで新製品を開発できるようになると考えている。また認定された1種類のOSをテストすれば済むことも利点の1つである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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