ライブドアとKLabは6月12日、携帯電話向けメール配信サービスの分野での技術提携に合意したと発表した。これにより、ライブドアの新サービス「高速メール配信」に、KLabの開発高速メール配信エンジン「アクセルメール」の技術を採用する。
ライブドアが新たに開始する携帯電話向け「高速メール配信」サービスは、従来の「メルエモン」に置き換わるもの。アクセルメールのメール配信エンジンを採用することで、メール配信性能およびオプション機能が大幅に向上した。高速化では、従来の1分間に約8000通から、1分間に約1万通の配信能力を実現しており、1時間あたり60万通以上の配信を可能とした。
また、メール本文中に氏名やメールアドレスなど送信先に応じた個別の情報を動的に挿入し、配信できる「差し込み同報機能」や、1分間の送信数を配信アドレス単位で任意に設定できる「スピードコントロール機能」、メールの配信時間を制限できる「配信禁止時間指定機能」などのオプションが追加された。
利用料金は、初期費用が21万円、月額費用が31万5000円(ともに税込)となっており、このサービスによってさらなる競争力の強化とビジネスの拡大を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス