ナビッピドットコム(ナビッピ、篠崎登社長)は5月24日、携帯電話やカー ナビゲーション(カーナビ)と連携した位置情報ASPサービス活用システム 「ケータイ&カーナビコントロールシステム」を7月に発売すると発表した。
「ケータイ&カーナビコントロールシステム」は、Bluetoothを利用して携 帯電話とカーナビを連携させ、本部や営業所などの拠点と車両間で通信を確立 し、安全で効率の良い配送活動や営業活動を支援するシステム。
たとえば、営業や配送を担当するドライバーが、Bluetoothに対応した携帯 電話を使って現在地情報を更新すると、自動的にカーナビと営業所の業務管理 画面の両方に最新の位置情報が表示される。拠点のパソコンから車両のカーナ ビに対し、目的地情報やメッセージを通知することもできる。さらに車両の位 置を検索したり、車両の走行情報(位置履歴)を取得、保持することが可能。
同社では、このシステムにより、客先訪問指示や目的地情報などを見やすく 正確なカーナビ上の地図で指示することで、地理に不案内な高齢のドライバー や外国人労働者などでも、配送や運転が楽にこなせるようになるとしている。
価格は、サービス基本料がPC1台につき月額5000円、携帯電話1台につき月額 500円−2500円で、カーナビ連携システムのカスタマイズ費用が120万円からの 予定。別途、カーナビや携帯電話などのハード購入費が必要。システムは納入 先の要望に合わせ、簡易帳票の入出力や位置情報の自動送受信機能など、基本 アプリをカスタマイズして提供する。
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