KDDIは、光ファイバーを利用したブロードバンド(BB)サービス「KDDI光プラス」において、VOD(ビデオ・オン・デマンド)による映像配信サービス「光プラスTV」を12月12日から提供開始した。
同社では、これまで「KDDI光プラス」において、「光プラス電話」(電話)および「光プラスネット」(インターネット)のサービスを提供してきたが、今回の「光プラスTV」を追加することで、サービスのラインアップをすべて整備した。
「光プラスTV」は、同社がレンタル提供するSTB(セットトップボックス)を、ユーザー宅のテレビに接続することで、VODによるビデオコンテンツや多チャンネル放送をDVDクラスの高画質で視聴できるサービス。プラットフォームに、超高速・大容量の光ファイバーアクセスと、IPパケット優先制御やIPマルチキャストなどの新技術を取り入れた、独自のCDN(Contents Delivery Network)を採用することで、高品質な映像配信を実現した。
コンテンツは、ハリウッド映画から懐かしい名作アニメまで幅広い作品を揃えるとともに、順次作品を追加し、約2000本(04年3月時点)を用意する予定。
サービスの加入者は、月額基本料金で、
──の「ベーシックサービス」を利用することができる。さらに、追加料金を支払うことで、オプションチャンネル(3ch)やPPV(ペイ・パー・ビュー)方式を利用できるほか、オンラインで追加申し込みを行うことで、通信カラオケ「karaoke@dam for KDDI」を利用することも可能。
同社は今後、au携帯電話のモビリティとPCの操作性を生かした連携サービスの展開に向け、テレビ以外での設定、登録などの利用環境も整備し、さまざまなサービスを提供していく計画。
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