コレガ、米企業と高速無線LAN技術「MIMO」で提携、搭載無線LAN製品発売

 コレガ(加藤彰社長)は高速無線LAN技術で米Airgo Networks社(カリフォルニア州、 Greg Raleigh社長兼CEO)と提携、同社の技術を搭載した無線LANブロードバンドルーターと無線LANカードを12月16日に発売すると発表した。

 今回提携したのは米Airgo Networks社が持つ「MIMO」と呼ばれる高速無線LAN技術。送信・受信で複数のアンテナを搭載し、従来の無線LAN速度の2倍、毎秒108メガビットの高速通信ができるほか、乱反射した複数の電波データを復号処理できるため、屋内の壁や障害物など電波が届きにくい場所でも安定した通信ができる特徴を持つ。

 コレガでは、第1弾として「MIMO」を採用した無線LANブロードバンドルータと無線LANカードのセット「CG-WLBARGM-P」と無線LANカードの「CG-WLCB108GM」の2製品を販売する。従来の無線LANとの互換性も持たせたほか、最新セキュリティ機能なども装備した。

 価格は「CG-WLBARGM-P」が2万2050円、「CG-WLCB108GM」が8400円。

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