ライブドア、公衆無線LAN「livedoor Wireless」を正式開始

別井貴志(編集部)2005年12月01日 20時52分

 ライブドアは12月1日、公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」の正式サービスを開始した。当初は「D-cubic」というサービス名称で試験サービスを8月1日から開始し、10月1日から正式にサービスを開始する予定だった。正式サービスの開始により、無償試験サービスは11月30日で終了した。

 livedoor Wirelessは、既設の電柱にアクセスポイントを設置することで、東京・山手線の内側の主要エリアを面でカバーする(関連記事)。IEEE802.11gと802.11bに対応し、最大54Mbpsのサービスを提供し、livedoor IDライブドアIDを取得すれば、税込みの初期費用が1050円、同月額525円で利用できる。利用料金の支払いはlivedoor ウォレットを通じてクレジットカード決済およびビットキャッシュを使う。

 今後は、山手線圏内でのサービス開始を皮切りに、2006年夏を目処に山手線圏内を含む東京23区内の4000箇所にアクセスポイントを追加して設置していく。また、自動販売機を利用してオフィスビルやホテルなど屋内へのアクセスポイントの設置も積極化し(関連記事)、首都圏近郊都市だけではなく全国の主要都市でのサービス開始に向けて基地局を拡大する。

 なお、アクセスポイントの設置してあるエリアは、地図で確認できる。

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