先ごろ、アステルに続きNTTドコモも撤退を発表したPHS市場。状況はまさにウィルコムの一人勝ちだ。これがモバイル接続関連機器の売り上げにもダイレクトに影響している。ウィルコム一社が気を吐くPHS市場で、関連機器の売り上げから見たモバイル接続サービスの現状を追った。
●新サービスAIR-EDGE[PRO]対応カードが好調
去る2月1日、DDIポケットから社名変更を果たしたウィルコムは、これを機に次々と新サービスを投入している。まず、PHS最高速度256Kbpsに対応した接続サービス「AIR-EDGE[PRO]」、さらに体感速度が500%向上する「メガプラス」を開始した。これら新サービスに対応する専用カード端末の売り上げが好調だ。
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