電子情報技術産業協会(JEITA)は4月12日、2005年2月期の移動電話国内出荷実績を発表した。移動電話の国内総出荷数は433万3000台で、前年同月比24.0%増となった。これで2カ月連続のプラス成長。そのうち、携帯/自動車電話は427万5000台(前年同月比23.0%増)。公衆用PHSは5万8000台で、前年同月に比べ193.8%という大幅な伸びを記録した。
携帯電話などが増加した要因について、JEITAは「2005年がカメラ付き携帯端末で伸びた2003年度の買い替え時期にあたることと、音楽配信サービスの充実や、デザイン性の高い第3世代携帯電話が増えたため」と分析する。
2月の契約数をみると、移動電話全体の純増数は34万8400台で、前月に比べ277.5%増加した。累積契約数は9062万7800台となり前月比0.4%増。そのうち携帯電話の純増数は36万7600台で前月比26.4%増。累積8614万2300台で同0.4%増。一方、PHSは同月に解約が1万9200台あり、累計448万5500台(同0.4%減)となった。
また、携帯電話のIP接続サービスは同月に38万2500件の契約を獲得し、増加数は前月比14.8%増。累積実績は7427万400件で前月比0.5%増となった。IP接続加入率は86.2%。
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