KDDIと沖縄セルラーは、au携帯電話のCメールを利用した迷惑メールへの対策として「Cメール安心ブロック機能」を提供すると発表した。サービス提供開始は3月半ばを予定している。
Cメールは、au携帯電話同士で利用するショートメールサービス。インターネットを経由する通常のEメールに関しては、メールフィルタサービスを利用するほか、ユーザーが独自にメールアドレスを変更したり、長いアドレスに変更したりすることで一定程度迷惑メールをブロックすできる。しかし、電話番号を指定して送付されるCメールに関しては、相手を特定して拒否するなどのフィルタリングのみとなっていた。
今回提供される「Cメール安心ブロック機能」は、本文中に記載したURLや電話番号に接続させることを目的としたCメールの受信を拒否する。これにより、Cメールからアクセスしたサイトでの強制的な加入行為や、不当請求行為を未然に防ぐことが可能となる。
設定方法は、Cメール本文に「有効」「解除」「確認」といったキーワードを入力し、指定番号へ送信するだけだ。この機能は、サービス開始時にすべてのユーザーに対して「有効」を設定した状態で提供するという。
サービス開始時期は、対象地域によって多少前後する。関東地区が3月15日から、中部・関西地区が3月18日から、北海道・東北・北陸・中国・四国・九州・沖縄地区では3月18日から提供を開始する予定だ。
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