アプリックスは8月13日、同社の開発した組み込み向けJavaプラットフォーム「JBlend」が搭載された製品の累計出荷台数が5000万台を超えたと発表した。
JBlendとは、Javaを組み込んだ製品向けに同社が開発した独自技術のこと。1999年11月に家電、2001年3月には携帯電話の分野で搭載製品が初出荷され、2004年6月末の時点で累計5500万台を突破したというものだ。出荷台数が増加した要因としては、世界中におけるJavaアプリケーションサービスの拡充や、アプリケーション実行環境のデファクトソリューションとしてメーカーに幅広く採用されたことなどが挙げられる。
現在JBlendは、ボーダフォンおよびKDDIのJava対応携帯電話のプラットフォームとして全機種に採用されているほか、NTTドコモのJava対応端末においてはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズとシャープの製品に採用されている。また海外でも、米Sprint、欧州Vodafone、台湾Far EasToneなどのJava対応携帯電話に採用されているという。
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