ソフトバンクBB(孫正義社長)は、アクセス回線に光ファイバを利用した法人向けIP電話サービス「光BBフォン」を7月1日から提供する。
従来から同社が提供する光ファイバ回線の接続インターフェースはアナログのみだったが、今回新たにBRIとPRIが加わることで、大規模法人の利用や複数同時通話も可能となる。これにより、低コストのインターネット接続環境とIP電話環境を構築できるようになる。通話料の削減だけでなく、導入時のコンサルティングから保守までを同社が対応することで、企業の運用負担が低減できる期待も大きい。
本サービス開始とともに専用の低価格の法人向け光ファイバ回線「エントリーパック」も発表しており、最大100Mbps、月額費用2万9800円(税込3万1290円)と、回線の高速化、コストの低減が可能となっている。
また、従来からサービスを提供している「法人向けBBフォン」や、小規模向け「Yahoo! BB SOHO」、IPセントレックスサービスである「BB セントレックス」などと組み合わせることによって、あらゆる規模の企業ニーズにあったサービスラインナップが構築できる。保守の面でも充実しており、本サービスを開始するにあたって、24時間365日の障害受付対応センターを設置するなど体制も万全だ。
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