フリービット、IPv4端末からIPv6アプリを利用可能とする接続技術を開発

ニューズフロント2004年06月30日 15時27分

 フリービットは、IPv4ネットワーク上の端末からIPv6ネットワーク上のアプリケーションを利用するための接続技術「Emotion Link IPv6対応版」を開発した。同社が6月30日に明らかにしたもの。接続にあたってネットワーク設定や構成の変更は必要なく、NATによって接続が制限されていた端末に対するアクセスが可能になる。

 Emotion Link IPv6対応版は、IPv4ネットワーク上の端末に専用ソフトウェアをインストールするだけで、同端末にIPv6アドレスを付与できる。その結果、機器、接続方法、ISP回線などのIPv4ネットワーク環境を変更せずに、IPv6アプリケーションが利用可能となる。また、IPv4のNAT越え技術であるEmotion Linkと、IPv6 over IPv4トンネリング接続技術Feel6 Technologyという同社の技術を組み合わせて、双方向の接続も実現した。

 同社は、6月30日〜7月2日に千葉県の幕張メッセで開催されるNETWORLD+INTEROP2004 TOKYOにおいて、Emotion Link IPv6対応版のデモンストレーションを行う。

フリービットのプレスリリース

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