富士通、東陽テクニカ、日商エレクトロニクス、日立電線など11社は、無線LAN上のVoIPシステム(VoWLAN)の相互接続/運用実験を実施し、実用レベルの稼働に成功した。11社が6月21日に明らかにしたもの。各社は持ち寄った自社製品を接続し、接続やローミング機能、QoSの確認を行った。この実験は国内初の試みという。
実験に参加した企業は以下の11社。富士通、富士通アイ・ネットワークシステムズ、アクセンス・テクノロジー、米Aruba Wireless Networks、東京エレクトロン、東陽テクニカ、日商エレクトロニクス、ネットツーコム、ネットマークス、日立電線、マクニカネットワークス。
11社は、無線LANスイッチ、無線LAN−IP電話機、VoIP呼制御サーバ、認証サーバ、PoE対応Ethernetスイッチのほか無線LAN測定器を持ち寄り、共同実験を実施した。検証したのは(1)基本接続、(2)無線LAN―AP間ローミング、(3)無線LANのスケーラビリティ、(4)QoS、(5)認証連携機能(認証VLAN)、(6)無線LAN通信特性の6項目。「今回の実験でシステム設計に必要な最適化要件が確認されたので、企業内ネットワークへの無線LAN製品導入がさらに加速する」(11社)
富士通のプレスリリース
富士通アイ・ネットワークシステムズ
アクセンス・テクノロジー
Aruba Wireless Networks
東京エレクトロン
東陽テクニカ
日商エレクトロニクス
ネットツーコム
ネットマークス
日立電線
マクニカネットワークス
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」