携帯電話端末向け保険サービスを提供する米Asurionは、国内法人アシュリオン・ジャパンを設立した。Asurionが6月7日に明らかにしたもの。アシュリオン・ジャパンは、端末の紛失/盗難、事故/水没などによる故障の際に代替機器の提供や修理費用を負担する携帯端末保険サービスを月額数百円の料金で提供する。サービス開始は2004年秋の予定。2004年末までに10万人の契約獲得を目指す。
アシュリオンでは、携帯電話キャリアに代わって故障などに関する利用者からの連絡を受け付け、利用条件の確認や修理、交換のための手続きを行うとしている。
「国内でも番号ポータビリティ制度が導入されれば、利用者のキャリア間の乗り換えが頻繁に発生すると予想される。このような状況下で、顧客の解約率を抑制し、利用者を囲い込むことが重要な経営課題となっている。当社の携帯端末保険を利用すれば、解約率の低減を図ると同時に、顧客満足度を向上させる充実したサービスを提供できる」(Asurion)
また、アシュリオンは「国内初」(Asurion)の携帯電話端末向けデータバックアップサービス「モバイルレスキュー」(仮称)も今秋開始する。携帯端末内の電話番号などをアシュリオンのサーバに定期的にバックアップし、データ消失時に新しい端末にバックアップしたデータを復元するというもの。
なお、アシュリオンの代表取締役社長には、元ダブルクリック代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)の木戸孝氏が就任した。アシュリオンの連絡先は以下の通り。
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