エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTT-BP)は2月25日、総務省から26GHz帯無線局免許を取得したと発表した。
26GHz帯無線は、最大46Mbpsの高速アクセスサービスが提供できる。無線伝送距離は最大2〜3km。NTT-BPによると、26GHz帯無線を使うことで、光ファイバケーブルの敷設が困難な場所にも、安価に短期間でアクセスポイントを設置することが可能になる。また、電波干渉が少なく高いセキュリティを保った無線通信ができる。
NTT-BPでは、主な適用事例として、大学や企業など広大な敷地内に分散する拠点間をワイヤレス接続することで容易にイントラネット化が実現できるほか、自動車レースやゴルフ中継などのイベント会場における臨時・短期間のブロードバンドサービスへの対応などを挙げている。
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