インフォシークと三菱総合研究所は10月28日、「第2回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」を行った。
調査結果によると、動画メールの経験者は9.4%、テレビ電話の経験者は1.1%に過ぎなかった。しかしながら、cdma2000やFOMAなどの第三世代携帯電話利用者に限定すると、動画メールが27%、テレビ電話が5.4%という結果になった。また、動画メールに関しては、現時点では外出先からよりも、自宅からの利用が中心になっていることもわかった。動画メール利用者の不満点は、高い通話料金と画質に集約される。不満の傾向は男女間で異なっており、男性は動画性能を、女性は操作手順を重視することがわかった。
携帯電話を利用した映像コミュニケーションは、全体的に高い利用意向を示していることもわかった。利用未経験者のうち80.4%が動画メールを、70.8%がテレビ電話の将来的な利用を希望している。利用のきっかけとして最も多く挙げられたのは、利用料金の値下げであり、回答の半数を超えた。
調査は、9月26日から10月1日にかけてウェブ上で実施され、回答者は2062人。対象年齢は15歳から59歳までの男女で、比率は男性50.2%、女性49.8%だった。
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