電子情報技術産業協会(JEITA)は10月14日、2003年8月期の移動電話国内出荷実績を発表した。移動電話の国内総出荷数は414万8000台となり、前年に比べ24.5%増えた。
移動電話の出荷台数の増加はこれで10カ月連続。移動体電話の内訳は、携帯/自動車電話が398万8000台(前年比22.4%増で11カ月連続のプラス成長)、公衆用PHSが16万台(前年比118.9%増で6カ月連続のプラス成長)。
携帯電話機が好調な理由について、JEITAは「第2世代のカメラ付き携帯電話機が引き続き順調なことと、6月以降に投入された新しい第3世代のサービスエリア拡大や低料金化」を挙げている。また公衆用PHSについては、「データ通信用PHS端末の需要が増加したため」(JEITA)とみる。
同月の契約数をみると、移動電話全体の純増数は39万6900台で、増加台数が前月に比べ27.5%減少した。累積契約数は8359万2600台となり前月比0.5%の微増。そのうち携帯電話の純増数は42万6700台で前月比26.7%減。累積7822万2250台で前月比0.5%増。一方PHSは同月に解約が2万9800台あり、累計537万100台(前月比0.6%減)。
また携帯電話のIP接続サービスは、同月に59万4200件の契約を獲得したが、これは前月に比べ11.2%減。IP接続加入率は84.1%となる。
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