インテル(グレッグ・ピアーソン/吉田和正 共同社長)は10月7日、企業向けに、低コスト通話と先進の音声ソリューションを提供するソフト「インテル NetStructure ホスト・メディア・プロセッシング1.1」を出荷開始したことを発表した。価格は1ポート当たり108ドルから(機能により異なる)。
新製品は、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323、H.450.2などの主要なインターネットテレフォニー標準規格に準拠しており、1台のサーバーで120ポートまで対応可能。
一般的に販売されているインテルプロセッサ搭載のIAサーバーで動作し、デジタル・シグナル・プロセッサを搭載した専用テレフォニーボードが不要となるため、音声に対応したアプリケーションのコストおよび複雑さを低減することができる。
同ソフトウェアを利用することで、開発者は、システム全体の調達や開発、維持管理などのコスト削減を図りながら、双方向の音声通話サービスやボイスメール、会議、FAXサーバー、その他のテレフォニーアプリケーションが利用できる、柔軟かつ費用対効果の高いIPメディアサーバーを構築することが可能となり、より迅速かつ容易な音声ソリューションの導入を実現する。
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