三菱電機とKDDI研究所は、電話音声とファクシミリ信号をIPネットワークを用いて伝送するIPベースの回線多重化装置を共同開発した。両社が9月29日に明らかにしたもの。「同装置は、同様の機能を持つ既存製品に比べ約5倍の高能率伝送を実現できる」(両社)
IPベース回線多重化装置を導入すると、IPネットワークベースの国際電話通信サービスを既存の電話交換機を用いて実現できるため、「最小限の投資で国際通信基盤の利用効率向上が期待できる」(両社)という。同装置の主な特徴は以下の通り。
今後、三菱は収容可能な音声回線数の拡大と装置の小型化、導入し易い価格の実現を図り、製品化開発を2004年春に完了させるとしている。
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