ACCESSは9月22日、中国の携帯電話端末にウェブブラウザ「NetFront 3.0」とマルチメディア・メッセージングソフトの提供を行ったと発表した。
今回ソフトの提供を行ったのは、中国第2位の携帯端末メーカーのTCL Mobile Communication製CDMA 1X携帯電話「TCL1888+」。BREWプラットフォーム向けマルチメディア・メッセージングソフトを搭載し、中国の無線通信事業者であるチャイナ・ユニコムのマルチメディアメールサービス「U-Mail」の仕様に準拠している。この製品は2003年度第4四半期に発売される予定だ。
また、カメラ付きCDMA携帯電話「TCL1699」には、NetFront 3.0とマルチメディア・メッセージングソフトの両方を搭載。WAP2.0に準拠したことで、インターネット上のリッチコンテンツにアクセスが可能となる。こちらの製品は、2004年度第1四半期に発売される。
TCL Mobile Communication社のDai Jinは、「ACCESSのワイヤレスデータサービス技術は業界でも屈指だ。同社の経験と実績で証明された技術と当社の端末との融合は、当社のコア・コンピタンスをより一層充実させ、携帯電話市場における当社のマーケットシェアの向上に貢献することと確信している」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス