NTTとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は9月16日、インターネットイニシアティブ(IIJ)の第三者割当増資を引き受けたことを発表した。引き受け金額は103.5億円だった。
今回の第三者割当増資は、IIJからの経営支援を目的とした要請を受けてのもの。NTTが96億円(1万95株)、NTT Comが7.5億円(788株)を引き受けた。この結果、NTTグループの出資比率は31.6%となった。
引き受けにあたり、三社の間で、ブロードバンド環境に向けたIT技術の開発などで共同事業を推進することや、IIJの新規案件におけるNTTグループによるサービスの利用促進などが合意された。また、IIJがNTTの連結対象会社(持分法適用)となることや、取締役および監査役として最大3名をNTTから派遣することも決まった。なお、正式に役員を派遣するまでの間、NTT側がオブザーバーとしてIIJの取締役会に参加することも発表された。
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