社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は9月10日、2003年7月度の移動電話国内出荷実績を発表した。移動電話の国内総出荷数は525万4000台で前年比140.3%となった。
移動電話の出荷台数は9カ月連続でプラス傾向にある。1カ月に出荷数が500万台を超えたのは、2000年9月、2001年3月に続き今年3度目。移動体電話の内訳は、携帯・自動車電話が510万4000台、4月からの累計で1787万3000台、公衆用PHSが14万9000台、累計58万3000台となった。
携帯電話に関しては10カ月連続でプラス成長となっており、JEITAでは第3世代携帯電話の基地局の整備やサービスの高付加価値化が進み、本格的な普及の兆しが見えてきたとしている。またこれ以外にも、第2世代携帯電話のカメラ付き機種も引き続き好調だった。
携帯電話の契約数は7月期に58万1900台増の7795万5800台。一方PHSは3万4500台減の539万9900台だった。また、携帯電話IP接続サービスは、7月機に75万3800台増の6517万4100台となった。IP接続サービス加入率は83.8%となる。
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