日本オラクルは、無線ICタグと基幹システムとの連携を実現するソリューションの提供を始めると、9月8日に発表した。同社のソリューションを使用すると、「無線ICタグから得た情報をデータベースに格納し、基幹システムと連携させることで、タイムリーかつ効率的な情報収集/分析が可能になる」(同社)という。
同社では、「当社製データベースは可用性、拡張性に優れ、膨大なトランザクションに耐える」としている。また格納する情報の暗号化など、さまざまなセキュリティ機能を備えているという。さらに、開発体制に関する15種類のセキュリティ国際標準の認証も取得しており、「保守性も高い」(同社)。「特にISO/IEC15408を取得しているデータベース製品を提供する唯一のベンダーであり、日本における電子政府/自治体の実現に向けたセキュリティ基準も満たしている」(同社)
なお同社は伊藤忠商事と日立製作所の協力を得て、2003年9月10日〜12日に東京ビッグサイトで開催される「自動認識総合展」において、無線ICタグを使った在庫管理/会見処理支援ソリューションのデモンストレーションを行う。同ソリューションはアパレル企業向けのシステムであり、Oracle9i Database、Oracle9i Application Server、Oracle E-Business Suiteで構成する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」