タイトーとフィンランドのNokiaは8月28日、アジアの各地域に向けて、携帯電話用カラオケ・アプリケーションを共同提供すると発表した。
NokiaのGSM対応携帯電話機「Nokia 3300」向けに、タイトーのカラオケ・データ・フォーマット「SDOF(Sequential Display Object Format)」を使ったアプリケーションを提供する。2社共同でカラオケコンテンツの配信も行う。今秋からは、各国のコンテンツ・プロバイダーや開発者に、タイトーのカラオケデータ生成ツール(オーサリングツ−ル)も提供していく予定。
今回の共同事業は、Nokiaが主催する開発者向けプログラム「Forum Nokia」が呼びかけた、Nokiaの新製品用アプリケーション/サービス先行開発プロジェクト「アーリー・アクセス・プロジェクト」に基づくもの。
タイトーはこれまでにも、NokiaのGSM携帯電話向けコンテンツ配信サービス「Club NOKIA」へ、Java対応ゲームコンテンツの提供をしている。今回はNokiaの呼びかけに応じ、東南アジア地域で拡大しているカラオケ市場に着目し、開発に取り組んだとする。
対象とする市場は、中国、香港、シンガポール、台湾など携帯電話によるカラオケの利用が拡大すると両社が見込む地域。
Nokia 3300は、デジタル・エンターテイメント機能を備えた端末。MP3とAACに対応したデジタル音楽プレイヤ、FMラジオ、デジタルレコーダー、トゥルートーン機能、拡張メッセージング機能、ゲームなどを搭載している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス