KDDIは6月27日、動画機能付きの携帯電話機に関する調査結果を発表した。それによると、購入理由は“最新機種を選んだ”が40.3%と最も多く、“動画メールを送受信したい”が35.8%でそれに続いた。ただし、“家族と同じ動画機能付携帯電話機を購入”や“子供と同じ携帯電話機を購入し使い方を教えてもらう”という回答もあり、KDDIでは「通話やメールだけでなく携帯電話機そのものがコミュニケーションの一役を担っている」と分析する。
調査は、全国の10歳代〜40歳代の男女各50人ずつ合計400人を対象に、6月9日〜11日にインターネットを使って行った。
動画機能の使用頻度については、“週に2回〜3 回”という回答が50.0%でトップ。世代別にみると、年齢が上がるにつれ利用頻度は減少し“月に2〜3 回”の割合が高くなる。
撮影対象は、39.0%が“家族”、29.0%が“友人”と回答し、世代別にみると、10歳代は“友人”が特に多く、、20歳代では“友人”と“家族”が均衡する。30歳代と40歳代は“家族”の割合が高い。40歳代で特徴的なのは“ペット”が“友人”よりも多い点で、「子供の手離れやペットブームを反映している」(同社)。
動画メールを受信したときの感想について質問すると、男性は“メッセージが伝わりやすい”、女性は“文字だけのメールやフォトメールよりうれしい”という回答が多かった。
なお同社は、動画機能付き携帯電話機の購入意向者400人に対しても、同様の調査を実施している。動画機能付き携帯電話機をすでに利用しているユーザーと大きな差は出なかったが、「コミュニケーションツールとして期待は大きいものの、一方では料金や通信に対する不安感がみられる」(同社)という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力