日本レジストリサービス(JPRS)は6月23日、日本語JPドメイン名の登録/管理サービスを7月10日よりRFC準拠にすると発表した。これは、国際化ドメイン名(IDN)登録方法に関するガイドラインが米国時間6月20日にInternet Corporation foro Assigned Names and Numbers(ICANN)から公開されたことを受けるものである。
JPRSでは、3月7日にIDN関連技術のRFCが発行されたことから、当初3月20日よりRFC準拠サービスの開始を予定していた。しかし、3月13日にICANNが世界的に混乱なくIDNを運用していくためのガイドラインの作成を提案したことから、その構想に賛同し、世界と足並みを揃えるためサービス開始をICANNとのガイドライン確認後とすることを3月17日に発表していた。
ICANNが公開したガイドラインは、国際化ドメイン名に使用可能な文字集合の定義や言語に特化した登録/管理規則の設定をレジストリの要件としている。「この方針は、日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)およびJPRSが従来から提案してきたものと一致しており、日本語JPドメイン名もガイドラインに完全に合致する」(JPRS)
今後は、順次提供される予定のRFC対応ウェブブラウザなどから日本語JPドメイン名が使用可能となる。またJPRSの提供するIE用プラグインi-Navについても、RFC対応版にバージョンアップするという。
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