NTTドコモ、FOMA対応カメラ付き携帯2機種とPCカード1機種を発表

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月16日 16時03分

 NTTドコモは6月16日、FOMAサービス対応端末の新モデル、折りたたみタイプの携帯電話機F20102VおよびN2102Vと、PCカードタイプのF2402の計3機種について発表した。

 新モデルはいずれもテレビ電話機能に対応する。F20102VとN2102Vは動画撮影を行うiモーション機能において、従来の音声コーデックAMR(Adaptive MultiRate)に加え、音響コーデックAAC(Advanced Audio Codingを採用し、「非圧縮CDオーディオに迫る音質を実現する」(NTTドコモ)という。「F20102VとN2102Vは高度な認証機能を持ち、インターネットにおけるビジネスなどに対応可能なクライアント認証機能を提供する」(同社)

 各機種のそのほかの仕様は以下の通り。

【F2102V】

  • カメラ:有効画素数約33万画素と、約11万画素のCCDカメラを搭載。いずれも補助光用ライトを備える
  • 連続待受時間:約240時間(移動時)、約310時間(静止時)
  • 連続通話時間:約130分(音声)、約90分(テレビ電話)
  • ディスプレイ:約2.2インチ半透過TFT液晶、6万5536色表示可能
  • カラー:ブラック、シルバー、レッド
  • サイズ:108cc、高さ約101mm×幅約50mm×厚さ約26mm
  • 質量:約115g
  • その他:「クリアな音声を実現する」(同社)デュアルサウンドスピーカー搭載、miniSDメモリカード対応

【N2102V】

  • カメラ:有効画素数約32万画素と、約11万画素のCMOSカメラを搭載
  • 連続待受時間:約200時間(移動時)、約270時間(静止時)
  • 連続通話時間:約130分(音声)、約90分(テレビ電話)
  • ディスプレイ:約2.2インチ全透過TFT液晶と約1インチのTFT液晶のディスプレイを搭載。いずれも表示色数は6万5536色
  • カラー:シルバー/ブラック(ツートン)、ライトシルバー、ブルー
  • サイズ:98cc(FOMA対応機種で最小)、高さ約104mm×幅約50mm×厚さ約25mm
  • 質量:約109g
  • その他:静止画に音声を合成してメールで送受信ができる「ピクチャボイス機能」、音声通話中に静止画を撮影してメールで送信できる「スピードフォトメール機能」、カメラで撮影した文字情報をOCRで解析しURLやメールアドレスとして利用する「アクセスリーダー機能」を搭載

【F2402】

  • テレビ電話機能:イヤホンマイク、USBカメラなどを利用することで、テレビ電話の発着信が可能
  • 電話機能:イヤホンマイク端子に「スイッチ付イヤホンマイクP002」を接続し、パソコンにインストールしたユーティリティソフトを利用することで、音声通話の発着信が可能
  • 通信機能:上下とも最大384kbpsの高速パケット通信に対応
  • その他機能:音声通話とパケット通信の同時利用が可能な「マルチアクセス機能」を搭載
  • サイズ:高さ約121mm×幅約54mm×厚さ約13mm
  • 質量:約50g
  • 消費電力:5W以下
  • 対応OS:Windows 98/Me/2000/XP、テレビ電話用ソフトウェアはWindows 2000/XPのみに対応

NTTドコモのプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]