NTTドコモおよびNTTドコモグループ8社は6月13日、FOMAサービスのエリア拡大を6月末までに218市町村に対して実施すると発表した。
6月14日に43町村でエリア拡大するほか、全国その他の地域でも4月から順次エリア拡大を行っており、これによってFOMAサービスの人口カバー率は、関東甲信越で約98%、全国では約93%まで高まる。
また、同時に、現在のFOMAサービス提供エリアについても充実を図り、ビル内および地下などを含むFOMA基地局を、関東甲信越で03年3月末の約2200局から約2500局に、全国では03年3月末の約6300局から約7000局に増設する。なお、屋内基地局(IMCS)の拡充により、ビル内および地下などの屋内エリアは、全国で03年3月末約150か所から約200か所となる。
さらに、FOMA向け国際ローミングサービス「WORLD WING」について6月16日からサービス対象国を拡大する。これまで53の国および地域でサービスを提供してきたが、新たに、中国、カナダ、ベトナム、ブラジル、パキスタンでの提供を開始し、合計58の国および地域で利用可能となる。日本人渡航先カバー率も81%から92%に拡大する。
今後、同社では、FOMAにおけるエリア拡大において、03年度末には全国の人口カバー率を約99%まで引き上げるとともに、既存エリアについても引き続きエリア充実を推進し、ビル内などの屋内エリアについても屋内基地局を03年度末までに約1600か所とする予定。国際ローミングに関しても、対象国の拡大を図っていく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス