ソフトバンクBBとヤフーの運営するモバイル通信サービス事業「Yahoo! BBモバイル」が、無線LAN製品の相互接続性確保を目的とする国際的な業界団体、Wi-Fi Allianceに加盟し、同団体の定める無線LANサービス向け標準プログラムであるWi-Fi ZONEに参加した。両社が6月5日に明らかにしたもの。
Wi-Fi Allianceは、1999年に設立された国際的な非営利団体で、IEEE802.11製品の相互接続性を確認する試験を実施している。試験に合格した機器にはWi-Fiロゴを与え、ほかのWi-Fi認定機器と相互接続できることを示す。
Wi-Fi ZONEプログラムは、公衆無線LANサービスの相互接続性や品質を保証するための取り組み。同プログラムに参加する事業者は、Wi-Fi ZONEのウェブサイトに登録される。ユーザーは同サイトから、各事業者のサービス提供拠点を検索できる。
Yahoo! BBモバイルはIEEE802.11b対応の無線LANサービスで、現在試験サービスを実施している。試験サービス中は、誰でも無料で利用できる。2003年5月末時点で同サービスの提供拠点は、スターバックス コーヒー、マクドナルド、デニーズといったの飲食店のほか、空港やホテルなど国内に393カ所ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは