過去に重症急性呼吸器症候群(SARS)の発症者が出た建物の半径1km以内に近づくと、位置情報を利用して携帯電話にショートメッセージで警告するサービスを、香港の携帯電話会社Sunday Communicationが開始した。感染者が立ち寄ったと見られる地点も合わせて分かる。携帯電話からダイヤルして、香港政府機関が提供する情報サービスに登録すれば利用可能だ。接続料を除いて、サービス自体は無料となっている。
なお、香港では現在SARSにより、1300人の感染者、65人の死者が報告されている。
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