中国市場でモトローラにライバル出現

 Motorolaが首位を走る中国の携帯電話市場に、安さを売りにした同国の通信事業者やメーカーが続々と参入し、同社の地位を脅かし始めている。この結果、第1四半期のグローバルでの出荷台数は、5%近く押し下げられたという。これに対して同社では、14種類の新機種を投入するほか、第3世代もしくは第4世代携帯電話の販売、さらに調査・開発費を30%近く増加するなどして巻き返しを図る構えだ。

 中国における携帯電話利用者は現在、全人口12億人の10%以下といわれるが、潜在的な市場の大きさでは将来的に数億人規模にのぼると見られる。

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