パワードコムは2月19日、同社のインターネットサービスにおいて18日から19日にかけてメール受信ができないという障害が発生したと発表した。
障害は、Powered Internet付加サービスメールシステムを利用している33社、約17万4500のメールアカウントに影響を及ぼした。「2月16日午前4時〜19日午前11時4分までに同社メールシステム宛に届いた最大55万5000通のメールが、不達、本文欠落、着信遅延などの影響を受けた可能性がある」と同社では説明している。
パワードコムによると、障害は2度にわたって起こった。最初の障害は、18日9時14分に発生。メール受信データ管理サーバのハードウェア障害が原因である。同サーバは二重化されていたが、予備系設備への切り替えに失敗した。このためハードウェアを交換し、サーバを復旧させた。
その後滞留していたメールの受信処理を行っていたが、18日19時42分に再発した。1回目の障害で発生したと考えられるファイルシステムの破損が原因。このため障害発生前のバックアップファイルからファイルシステムを再構築して、最終的には19日11時4分に復旧した。
同社では、ログ解析作業を行って、影響を受けたと考えられるメールの情報(受信日時、発信者、宛先)をユーザーに通知するとしている。
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