国際電気通信連合(ITU)は現地時間12月6日、ジュネーブでの会合で、LTEネットワークとWiMAXネットワークに対し「4G」の名称を使用することを公式に認めた。ITUは声明の中で、「4Gは、まだ定義されていないが、この技術の前身である、LTEやWiMAX、および現在展開されている当初の第3世代システムに比べて性能と機能において相当な水準の改善を提供するような発展した3G技術に対しても適用してよい」と述べている。
注意深く言葉を選んだ声明であるが、これにより、T-Mobile USAが運用しているHSPA+ネットワークにも4Gの名称が適用されることになる。T-Mobile USAは米国時間12月20日、100の市場に4Gネットワークを提供していると発表し、ITUの声明を歓迎した。同社のエンジニアリングおよび事業担当シニアディレクターMark McDiarmid氏は、「ITUが立場を明確にしたことについて、われわれはうれしく思う」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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