「Anonymous」と名乗るハッカーグループは米国時間12月8日、Twitterの「Operation Payback」キャンペーンページにおいて、Visaのウェブサイトをダウンさせたことを明らかにした。Visaは7日、MasterCardとPayPalに続き、WikiLeaksへの支払いを停止していた。Visaは8日の声明で、取引を扱う処理ネットワークは正常に機能しているが、「Visa.com」ウェブサイトのトラフィックが通常より多くなっており、数時間後に復旧できるよう対処していると述べた。
Operation Paybackページではまた、同キャンペーンのFacebookページが利用規約に違反しているとして停止されたと述べた。そして、8日午後にはTwitterアカウントも凍結されている。Facebookの広報担当者は「われわれは、ポルノ、いじめ、ヘイトスピーチ、暴力の脅迫を含むコンテンツには注意を払っている。また、Facebookを違法な行為のために利用することを禁じている」と語った。Twitterの担当者はこの件に関してコメントを控えている。
一方、アイスランドのホスティング企業DataCell ehfは、VisaとMasterCardがWikiLeaksへの寄付の処理を拒否したことで売り上げが損なわれたとして、両社に対して法的措置をとるつもりだと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」