共同購入クーポンサイト「LUXA」を運営するルクサは12月7日、国内のクーポン共同購入サービス市場に関する独自調査の結果を発表した。調査によれば、共同購入クーポンサイトが国内に初めて登場した4月から8カ月間で、サイトの総数は130以上にのぼり、累計総売上高は27億円を突破したという。
11月の推定総売上高は14億7000万円で、前月比260%の増加。市場規模は毎月、前月比で約2倍ペースの成長を続けている。大手サイト数社が大量の広告や新規会員獲得の大規模キャンペーンを展開し、急激に売上を伸ばす一方で、そのほかのサイトの売上はほぼ横ばいとなっている。
総売上高の8割を上位数社が占めるという寡占化が進んでいるため、新規参入サイトは福岡、大阪、名古屋など地方大都市圏に特化したり、商品を特定のカテゴリーに限定するなど大手サイトとの競走を避けている。
一方、独立系サイトの中にはKAUPONを運営するキラメックスが2億円、ルクサが5億円の資金調達を実施するなど、資本強化を図る動きが見られる。そのほかのサイトでも、大手ポータルサイトや、地方紙やタウン誌などのローカルメディアとの提携など、大手寡占に対抗する新たな動きが見られるという。
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